銅や真鍮に代わる新しい提案:熱処理したSUS304の魅力

熱処理前後のSUS304線材の色比較。熱処理前は銀白色、熱処理後は黒みのある銅色。

SUS304に熱処理を加えることで生まれる個性的な色合い

弊社では、一般的なステンレス材であるSUS304に熱処理を施し、銅や真鍮に似た個性的な色味を実現することが可能です。通常、フォークやスプーンなどのカトラリーに使われるSUS304は、熱処理による材質劣化を避けるため、熱処理を控えることが多いです。しかし、外観や風合いが重視されるインテリア雑貨の分野では、この特性を逆手に取ることで、新たな魅力を引き出しています。

熱処理前のSUS304はわずかに黄色みがかった銀白色で、強い光沢感がありますが、熱処理後は黒みがかった落ち着いた銅色へと変化します。この独特の色味は、銅や真鍮をエイジング処理した際のくすんだ風合いに似ており、個性的で目を引く仕上がりとなります。

熱処理したSUS304の具体的な活用シーン

近年、銅や真鍮は材料価格の高騰や柔らかさゆえの変形リスクが課題となっています。特にイベント装飾やインテリアアクセントとして利用する場合、耐久性や扱いやすさが重要なポイントになります。

そこで、弊社が提案する熱処理したSUS304は、銅や真鍮と比較して強度に優れているため、フラワーリースや小物用の什器、フックなど、イベント装飾や内装アクセントとして最適です。

材料選びから加工方法まで専門的にサポート

弊社代表は元鉄鋼メーカーの研究者であり、鉄以外の金属についても幅広い知識と経験を有しています。お客様の具体的な使用シーンやニーズに合わせて、素材選定や最適な加工方法を専門的かつ柔軟に提案させていただきます。

なお、熱処理したSUS材は、使用条件や環境によって外観が変化することがあります。使い方やメンテナンスなどについても含め、お気軽にご相談ください。

実際の色味や質感の変化を写真でご覧ください

ブログ内では、実際の熱処理前後のSUS304の写真比較も掲載しています。ぜひ色味や質感の違いを実際にご確認いただき、ご興味がございましたら少量からでもお気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小林 亜暢のアバター 小林 亜暢 代表(4代目)

1964年創業の金属加工の町工場・新田スプリング株式会社で、線材・帯材の曲げ加工と溶接を手がけています。早稲田大学大学院を修了後、日本製鉄(旧・新日鐵住金)に10年間勤務し、研究職としてめっきなどの表面処理技術を中心に研究開発をしていました。その経験から、図面どおりに作るだけでなく、材料の選定や加工方法の相談から一緒に考えることを大切にしています。集塵機用の金具やワイヤーフレームなどの金属加工が主な事業です。

コメント

コメントする

CAPTCHA